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 指定された新宿区歌舞伎町のレンタルルームに到着して、相手を待ったのです。
相手がやってきてくれて、これで今からウハウハしたエロチックな時間が過ごせると物凄い期待感が膨らんでしまいました。
すぐに部屋に入って見知らぬ女性の美しい裸体を見ながら、激しい興奮を味わうことができると言う気持ちで満たされていたのです。
しかし、相手がいきなりいらしたのです。
「約束のお金を先払いでお願いします」
「それなに?」
ぽかんとした顔つきで彼女に聞いてしまいました。
お金を支払う約束など全くしていませんでしたから、言ってなにが起こったのかって感じがしてしまったのです。
「6万円を渡してくれなければセックスは出来ない」
こう言われてますます混乱してしまったのでした。
金銭を支払うことなど全く知らないと彼女に伝えて、支払いを否定したのです。
「わかってると思うけど、ここ歌舞伎町だからね。
どんな人が後ろにいるか分かってるでしょ。
キャンセルするならキャンセル料を支払ってもらうよ」
ドスの効いた声でいきなりまくし立ててきたのでした。
そのキャンセル料が五万五千円、また法外な値段をふっかけられてしまいました。

裏にヤクザがいると言う事をほのめかされてしまって、しかもキャンセル料がほぼ同額だったこともあり、これじゃセックスをしちゃった方がましだと思ったのです。
それでコンビニのATMでお金を引き出してから、セックスをすることにしたのでした。
もちろんこのセックス自体は悪いものでもなく、フェラのテクニックもかなりあったために気持ちよくなることはできました。
しかしその対価が6万円では割にあわなさすぎます。
これでは、ソープランドに通った方がはるかに安上がりじゃないかという感じでした。
ともかくスッキリすることは出来たものの、大きな出費にどうしても納得のいかないものがありました。
こんなはずじゃなかったのに、割り切りってタダマンじゃないのか?と頭の中でグルグル巡ってしまっていました。